逃走回帰 ( 2007/08/24 )

―――何を言ってもね、人生のどん底に居る人間には綺麗事にしか聞こえないんだよ。
―――それはお前の経験からか？
―――まさか！　私の人生には山も谷も無い。ただ只管平坦に災いへの道が続いているだけだ。


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たっだいま帰りましたー！　久し振り千葉県！　久し振り我が家！
帰って来た感想はと言えば鹿児島帰りてェだったりするのですがそれはそれ。
いやーんだってね。意外と楽しかったんですよ。何より見ているだけで無駄に苛々する人間が眼の前にいないってのが精神衛生上非常に宜しいと言うか何と言うか。
親戚一同皆会いに来てくれましたよ愛されてるなぁ自分。お世話になりました。
家庭環境とも相俟って鹿児島に残れとか鹿児島に戻って来いとかかなり真剣に言われたんですが、そうすると今度はオマケ（母親）まで鹿児島に行く事になるんですよねー。それは嫌。親戚だって迷惑だろうし。眼の前に在るのが嫌。詰まり現状だけど。
まぁ母親も同情されて然るべき境遇だとは思いますがね、病気の事除いたってあの性格は問題なんですよ。それは誰もが認めているんですよ。
仕方無いんです。如何しようもない。殴る蹴るの暴行を加える父親の気持ちも判るってもんです。それがアレを助長させてるのも事実ですが。
母親がいなければ帰っても良いんだけどね。高校出るまでは多少の援助はしてくれるって言うし今までの貯えもあるし、一人暮らしするくらいは出来ると思うんですが。バイトしたりしてね。
感想だの何だの。別に要らないだろうけど気持ちとして。箇条書きにて。順番ばらばら。

・行きの空港。案内係『ANA』を『エーエヌエー』ではなく『アナ』と呼んだ事にまず吃驚
・規則正しく三食食べさせられて逆に体調を崩したり
・家族らしい会話久し振り
・就職は寮がある所が良いな
・細い月が赤かったり白かったり青かったり随分と忙しそうで御座ンした
・花火！　花火大会に行くのも自分でするのも久し振り
・そう言えば、私が千葉を発った日から暫く地震続いたみたいですね。私が鹿児島にいる間に大震災来るかとちょっと本気で心配しましたがどうやら大丈夫だったみたいです
・毎日色んな所に連れて行かれて数年分の夏休みを過ごした気分
・阿蘇山行った！　酸素薄かった空気臭かった息苦しかった！　毒ガスが出てて退去命令出される一歩手前。ってか来て直後は入れなかったし。タイミングが良かった。面白いくらい皆咳込んでたし私も酸欠状態に陥りかけたけど楽しかった
・服買って貰った。家族と買い物とか久々な感じがした。嬉しかった
・今度神戸行こうかな
・お祖父ちゃんは良い人過ぎる。いつか騙されるぞ
・『母は悲劇のヒロインを気取ってる』で一同意見一致
・従姉赤ちゃんが産まれてた。超可愛かった。泣かれた傷付いた（……）。今度会う時にこの子は何歳になっているだろう。服買って上げたいな
・牛触った。馬乗った
・乗馬を始めたいなとふと思った。千葉で乗馬出来るトコって何処があるだろうか
・ママは強し！


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皆さん、人生には適度の息抜きが必要です。
ほらだって、人間って穢くて醜くて汚らわしい生き物ですから。やっぱり、ね。うん。