10.12.08 ( 2010/12/09 )

最近のJRは私に喧嘩を売り過ぎだと思います。先日のダイヤ改正で多大なる被害を被っているのですが。このやり場の無い怒りをどこにぶつけろというの……！


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電撃文庫の話。久々に本読んだので。
藤原祐の新作はまた好みな感じで。何でこの人の作品って一々丁寧に私のツボを突くのだろうか……！　作風が好きです。世界観が好きです。文体が好きです。何かもう皆好きです。どうやって思い付くんだろあんな設定とか。あぁでもいつもと若干感じが違うのかな……？　前作までだと結構敵味方別れてわーきゃーやってた気がしなくもない。今回は完全に二人の世界ですかそうですか。それともこれから増えるのか。どちらにせよキャラの半分生き残ってくれるかしら……（汗）。
あーでも主人公二人を除いて主要キャラが軒並みお亡くなりになったルナティック・ムーンからすれば、第二作、第三作と段々生存率が上がっている気がしないでもありません。この人の作品読むと無条件で何か書きたくなるなぁ。
そんでもって紅玉いづきの毒吐姫。
あぁ……泣きました。問答無用で泣きました。電車の中にも関わらず何の問題も無く大泣きでした。ってかミミヅク出てきたのがね、もう……。
最後の最後に絶望に浸らない強さが好きだ。今回のヒロインは豪く人間臭かったですねー。案の定前半中盤後半全部でぼろ泣きでした。
紅玉いづきは私の中でまたオリジナル書き始めた切っ掛けでもあるので……うん。思い入れ強いです。本を敬遠している人に読んで欲しい。こんな作品もあるのだと、知って欲しい。凄く衒いの無い在り来たりな話なのに、全然昨今の泣かせようとしてる小説みたいに安っぽくない。本当に電撃で本出してるのが勿体n……ゲフンゲフフン
読んで下さい。オススメです。

あ、フェンネル読みたいなフェンネル……偽王伝の二巻で止まっているという惨劇。