口裂け女 異説 ( 2009/09/11 )

いつか読み返す（かも知れない）自分の為の後書き。当然ながらネタバレ注意です。反転してどうぞ。

口裂け女。我ながら口裂け女。このチョイスはどうなんでしょう（笑）。思い付いちゃったらしょうがない。そんな感じで書き始めました。とっても短いです。
薬によって変貌する人間……とか考えながら書いてる間中、『ジーキル博士とハイド氏』が頭から離れませんでした。全然違いますがね！
すっきりしない終わり方です。バッドエンドかも知れない、けれども或る種のハッピーエンドの心算で書きました。幸せな男と女、そしてもっと幸せな一人の男。まぁ殺されてますけれども。
本当にさくっと書いちゃったので普段諸々考えてる設定とかもさっぱりです。寧ろいつか書ければ良いなぁと思ってたのを友人のネタ提供に引っ張り出して来たので。
『Forgive my crime.（私の罪を赦して。）』。まんまです。でも誰も罪の意識なんざ持っちゃいない。いや持つべきは一人なんですが。
各話の英語は三話目くらいで全部始まりが『I』だと気付いたのでそっから意識して揃えました。お陰で大分適当です。
名前は夜を意識した感じで。
恋愛小説です。えぇ、そうでしょうとも多分。我ながら笑うしかありません。
最後までお付き合い下さった方、ありがとうございました！　感想頂けたら舞い上がります（迷惑！）。

そうそう、最後に。
答えは『喜劇の始まり』だったりします。