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……はい、って事で締め切り。みずえさんハイテンションなメッセージ有り難うでした。
ブログのみでの告知に釣れた人がいた事にビックリ。誰も来ないと思ってた。

これから年末にかけて更新遅くなるかと思いますー。稼ぎ時だよ!(学生の台詞じゃない)


***


地味に地味に御題サイトの御題使って下さってる方いるようです。うわぁうわぁ有り難う御座います。此処で言っても伝わらない可能性 大 ですが(待)。
作った当人すら使う気の起きない言霊の群れなのに……(ぽそ)。神様はいる所にはいるものですね。


ええっと今日オペラ鑑賞でした。寝ました(殴)。だってあれは寝てくれと言っているようなものだよカルメン……! 大体オペラって悲劇ばっかりじゃないですか。私は悲劇は好きじゃない子なんです。
人間は全体的に悲劇を好む傾向にあるようですが。己と重ねて自己憐憫に酔うんでしょうか(と友人に言ったら怒られた)。
日本語でのオペラってのは妙に新鮮だった。オペラって外国のものってイメージがあったから。
うん、でももう見なくて良いかな……。伝統芸能は古典文学で楽しむよ、私は。
まぁそんなこんなで眠気すっきり☆……とはいかないのが世の常であったりするのです。明日はバイト休み。


***


んあ、これ流そうと思って忘れてたんだ。
今他の方々の感想巡ってたらイーピンの師匠=アルコじゃ? って事書いてある人がいて安心した。思ったのは私だけじゃなかったんだ。
ってか、雲雀さん似のアルコバレーノって何その萌。とそっちに反応。
草壁さん好き過ぎる。

 その日その時その瞬間、間違い無く草壁哲矢は困り果てていた。
「あ、あの、お二方―――」
 声は届かない。無視されると言うのがこんなにも悲しい事だったとは。
「黙りなよ、笹川了平、綱吉は僕のお嫁さんになるんだから」
「何を!? 沢田は京子の婿になるに決まってるだろうが!」
「今はそんな話をしてる場合じゃ―――」
「「煩い!」」
「……はい」
 草壁は虚しく、眼の前できょとんとしている幼児達の頭を撫でた。あんな大人になっちゃ駄目だぞ、と心の中で言いながら。
「大体、僕の何処が綱吉に相応しくないって言うの?」
「お前は暴力的過ぎるぞ! こう、家庭には平穏を求めるものだろうが!」
 いや、それ以前の問題ですから、とは言えない。
「君が家にいるって時点で平穏なんて言葉からは百億光年隔たってるんじゃないかい?」
「何ぃ! 極限プンスカだぞー!」
 聞く所によると、笹川了平は十年前にもこの台詞を口にしていたらしい。そして百億光年とかいう物言いは些か子供っぽ過ぎるのは気の所為か。何だかんだで成長していない二人である。
「お願いですから話し合いをして下さい……!」
 ほろりと光る涙。草壁の言葉は最早懇願になっていた。
 沢田綱吉。Y染色体を持つ紛れもない男子である。明らかに可笑しい事を言っているのは雲雀であるのにそれでも応援したくなるのは最早本能かも知れない。
 草壁哲矢二十四歳。つくづく苦労の絶えない青年である。
「誰か、あの二人を止めてくれ……!」


「――――」
 はた、と綱吉は顔を上げた。草壁の絶叫が届いたのか如何かは知らないが、何処か遠い眼をしている。
「……ねぇ、リボーン」
「何だ」
「直径十キロメートル以上の隕石が落下して来たら、流石にこのアジトも壊れると思うんだけど如何だろう?」
 序でにミルフィオーレの方も潰してくれたら万々歳だ。
 言った綱吉から、家庭教師はそっと視線を逸らす。
「多分お前の守護者共は、それでも生き残るだろうよ」
「はっはっは、……だよねー」
 リアルに想像出来て仕舞う自分があまりにも悲し過ぎた。

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