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( 2024/11/27 )
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さて、久々にミステリ談議。語ります。好き勝手に言ってますんで。
んーと古野まほろの『天帝のはしたなき果実』。読みました。確かンヶ月前に買ってそのまま放置しておいたもの……(汗)。休みだったんで、ふと思いたって一気読み。八百ページとか読むのは流石に久々です。最近本から離れてたから。
結果、眠れない。私本読んだ後眠れない子なんです。本読んでる間に寝ちゃう人とかの気持ちが判らない。
まぁ読んだ感想、なんですけれども。文章の構成、物語の運び方は微妙。比喩表現は結構面白くて参考に出来そうな箇所もあったけど全体的に回りくど過ぎて元々の意味が判らないと通じない箇所とかも多々あるしなぁ。それともオバカさんは読まないとか思ってるのかしら。まぁこの厚さを読むのは結構なチャレンジャーだけど。
音楽は全くのトーシロ(カエルのうたも怪しい)なのでオペラ云々はまぁさらっと。面白い事は面白かったけどそこまで食指は動かなかった、かも。
あ、でも色表現は凄かったですね。独特過ぎて使えない事を抜きにすれば是非とも門下に下りたい。
所々の言語には何の意味があるのかしら。単なる趣味か? 全員が全員それなりの賢人だったとしてもあれがさらっと通じるのは凄いと思うぞ。どんな高校生だ、寧ろ高校生じゃない。成る程、超高校級か。自分で判ったのは英語、仏蘭西語、独逸語くらいで……あと何か混ざってたとしてもさっぱり判らん。フランスは多少辞書読んでたしドイツはそっから予測出来る。にしてもあの訳は凄かった……うん。トリブラも真っ青。
物語そのものは途中までは良かった。探偵ごっこも許容範囲内。でも最後が駄目。SF入って来ちゃったもの。まぁ多少なら良いとしても探偵小説であそこまでやっちゃうのはご法度だと個人的に。解釈は人それぞれ。っつーか次なるヒトって何ですか。
いやSF嫌いじゃないですよ? 寧ろ好きですよ9Sとか!(何人知ってるかしら)でも探偵小説は探偵小説として動いて貰いたいというか。だから私『月の裏側』も駄目なんだよなぁ(題名に惹かれて買った)。途中で放り出しちゃったもの。戯言はアレもう探偵小説じゃないから全然OK。
主人公(っつか語り手)が犯人に協力するのは今更驚かないし京極だの戯言だの読んでるから語り手の不条理で不自然なまでの曖昧さ加減は寧ろ大歓迎なんだけど。語り手はどっかしら精神病んでなきゃ務まらないのか? いや有栖川有栖は違うか。『騙り手』は好きな人です。
適度に下品に傲慢に且つ強引に、って感じですかね。最後の由香里ちゃん云々に眼を瞑ればそんなに悪い作品では無かったです。言葉選びは好みど真ん中。言葉運びは微妙だったけど。文章のテンポは若干違ったかな。私好みはもうちょい堅苦しい感じの方が。第三者視点に慣れてるからかなぁ。文章の過剰装飾が目立ったけどまぁそれはご愛嬌、ストーリー構成に無理が目立つのもご愛嬌、みたいな。ストーリー云々言っちゃえば戯言なんかプロット書いてない感丸出しだし、まぁそれでも許せるもんは許せるし。
主人公と作者の名前を同一にするのは古き良き時代から使われて来た手法ですけれども果たして如何出るやら。まほろさん。真正Mの頭文字M。安心して関口君よりはずっと普通の人だよまほろさん。
台詞に関しては言うに及ばず? これって確か続編出てたような。ちらっと見た気がしなくもない。第5章までは買う気でいたけど第6章読んで止める事にした。探偵小説は探偵小説でいて下さい。王道が良いんです王道が! 陳腐と言われようとも!
探偵で読むのっつったら貫井徳郎……これは明嗣シリーズ――朱芳&九条シリーズっつった方が判り易いか――しか読んでないから何とも言えないが……とか高田崇史とか高里椎奈とか京極夏彦とか篠田真由美とか森博嗣とか……こう並べてみるとベクトルは違えどタイプは殆ど同じなんですよねー皆。神永学とか有栖川有栖とかは全然違うけど。シャーロックは今まで全然興味無かったけど最近俄かに気になり出している。
何かの知識に特化してその知識が解決に役立つ、ような。解決に至るまでの薀蓄も読むのが楽しかったりする。薬屋は多少違うけど。あれは別。
そう言えば北森鴻にも手出したなーあれまだ読み終わってないなー何処行ったんだろ(オイ!)綾辻行人も味見したくらい。最近目茶目茶気になってるのは二階堂黎人と法月綸太郎。こう考えてみると自分所謂『新本格派』に結構お世話になってるらしい。
そんなのを読んでると携帯小説がいっそ憎らしくなってくるんだな。てめーら手軽に書いてんじゃねーよ! みたいな。携帯小説は一切読みません。本にされてもね。
ほぼ一時間無意味に書き綴って仕舞った。未だに訪れない眠気よカモン!
ミステリって一回手を出すと次々読みたくなるから困る!
結果、眠れない。私本読んだ後眠れない子なんです。本読んでる間に寝ちゃう人とかの気持ちが判らない。
まぁ読んだ感想、なんですけれども。文章の構成、物語の運び方は微妙。比喩表現は結構面白くて参考に出来そうな箇所もあったけど全体的に回りくど過ぎて元々の意味が判らないと通じない箇所とかも多々あるしなぁ。それともオバカさんは読まないとか思ってるのかしら。まぁこの厚さを読むのは結構なチャレンジャーだけど。
音楽は全くのトーシロ(カエルのうたも怪しい)なのでオペラ云々はまぁさらっと。面白い事は面白かったけどそこまで食指は動かなかった、かも。
あ、でも色表現は凄かったですね。独特過ぎて使えない事を抜きにすれば是非とも門下に下りたい。
所々の言語には何の意味があるのかしら。単なる趣味か? 全員が全員それなりの賢人だったとしてもあれがさらっと通じるのは凄いと思うぞ。どんな高校生だ、寧ろ高校生じゃない。成る程、超高校級か。自分で判ったのは英語、仏蘭西語、独逸語くらいで……あと何か混ざってたとしてもさっぱり判らん。フランスは多少辞書読んでたしドイツはそっから予測出来る。にしてもあの訳は凄かった……うん。トリブラも真っ青。
物語そのものは途中までは良かった。探偵ごっこも許容範囲内。でも最後が駄目。SF入って来ちゃったもの。まぁ多少なら良いとしても探偵小説であそこまでやっちゃうのはご法度だと個人的に。解釈は人それぞれ。っつーか次なるヒトって何ですか。
いやSF嫌いじゃないですよ? 寧ろ好きですよ9Sとか!(何人知ってるかしら)でも探偵小説は探偵小説として動いて貰いたいというか。だから私『月の裏側』も駄目なんだよなぁ(題名に惹かれて買った)。途中で放り出しちゃったもの。戯言はアレもう探偵小説じゃないから全然OK。
主人公(っつか語り手)が犯人に協力するのは今更驚かないし京極だの戯言だの読んでるから語り手の不条理で不自然なまでの曖昧さ加減は寧ろ大歓迎なんだけど。語り手はどっかしら精神病んでなきゃ務まらないのか? いや有栖川有栖は違うか。『騙り手』は好きな人です。
適度に下品に傲慢に且つ強引に、って感じですかね。最後の由香里ちゃん云々に眼を瞑ればそんなに悪い作品では無かったです。言葉選びは好みど真ん中。言葉運びは微妙だったけど。文章のテンポは若干違ったかな。私好みはもうちょい堅苦しい感じの方が。第三者視点に慣れてるからかなぁ。文章の過剰装飾が目立ったけどまぁそれはご愛嬌、ストーリー構成に無理が目立つのもご愛嬌、みたいな。ストーリー云々言っちゃえば戯言なんかプロット書いてない感丸出しだし、まぁそれでも許せるもんは許せるし。
主人公と作者の名前を同一にするのは古き良き時代から使われて来た手法ですけれども果たして如何出るやら。まほろさん。真正Mの頭文字M。安心して関口君よりはずっと普通の人だよまほろさん。
台詞に関しては言うに及ばず? これって確か続編出てたような。ちらっと見た気がしなくもない。第5章までは買う気でいたけど第6章読んで止める事にした。探偵小説は探偵小説でいて下さい。王道が良いんです王道が! 陳腐と言われようとも!
探偵で読むのっつったら貫井徳郎……これは明嗣シリーズ――朱芳&九条シリーズっつった方が判り易いか――しか読んでないから何とも言えないが……とか高田崇史とか高里椎奈とか京極夏彦とか篠田真由美とか森博嗣とか……こう並べてみるとベクトルは違えどタイプは殆ど同じなんですよねー皆。神永学とか有栖川有栖とかは全然違うけど。シャーロックは今まで全然興味無かったけど最近俄かに気になり出している。
何かの知識に特化してその知識が解決に役立つ、ような。解決に至るまでの薀蓄も読むのが楽しかったりする。薬屋は多少違うけど。あれは別。
そう言えば北森鴻にも手出したなーあれまだ読み終わってないなー何処行ったんだろ(オイ!)綾辻行人も味見したくらい。最近目茶目茶気になってるのは二階堂黎人と法月綸太郎。こう考えてみると自分所謂『新本格派』に結構お世話になってるらしい。
そんなのを読んでると携帯小説がいっそ憎らしくなってくるんだな。てめーら手軽に書いてんじゃねーよ! みたいな。携帯小説は一切読みません。本にされてもね。
ほぼ一時間無意味に書き綴って仕舞った。未だに訪れない眠気よカモン!
ミステリって一回手を出すと次々読みたくなるから困る!
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